みなさん社畜してますか?
会社の同僚と飲むより、自宅でアニメ見ながら飲む方が好きなアカバネです。
さて今回は、アカバネが熊本から東京に出て来るまでの話です。
熊本にいた頃のアカバネは、実家住まいで月に3万ぽっちの生活費を払うことで、当たり前のように朝、昼、夜の食事の準備、風呂、洗濯その全てを母親に丸投げ、日々の感謝もなく、残った給料は右から左に使い、貯金はゼロ、クズを絵に描いたらアカバネになるような自堕落な日々を送ってました。
23歳になった時、2年勤めた会社の仕事になんとなく嫌気が差し、誰にも相談せずに退社。
親にも友人にも話していなかった為、辞めて暫くは会社に出社する振りをして過ごすという、リストラサラリーマンのような毎日を送っていました。
しかしそんな穏やかな日々は、長く続きませんでした。辞めた会社から自宅に電話が入ってしまったのです。(貸与品のPCを借りたままでした、大馬鹿野郎です。)
そんなことも知らないアカバネは、行きつけの公園でハト達に餌をやり、ハト達と戯れ「クルックークルックー」と語らい、「明日も来るから」とハトたちに別れを告げ自宅に帰りました。
家に帰ると母親が玄関先で泣いてました、、、
緊急家族会議が開かれ、「アカバネ会社辞めたってよ」が始まりました。
父親から「辞めるならそれでよかばってん、これからどぎゃんすっとや?」とかなりきつめな口調で言われ、ついカッっとなったアカバネは勢いで「俺はこぎゃんクソ田舎すかんとたい、東京に行くつもり」と言ってしまいました。
それを聞いた父親は少し考え「二十歳超えた一人前の男が決めた事なら反対せんけん、行って来い」とまさかの後押し、そのやり取りを見ていた妹は「兄ちゃんディズニーランドにいきたか」と早くも向こうでのスケジュールを立て始め、アカバネは「な、な~んちゃって」と言うタイミングを完全に失ってしまいました。
「な、な~んちゃって」と言えないまま家族会議は終わり、色々と疲れたアカバネは自室のベッドに倒れこみ、なんとなく枕元にある自作のプラネタリウムを点灯しました。
歪な穴から映し出される星星を見ながら、このまま熊本で燻っている位なら、東京に行ってひと旗あげるのも面白そうだなと思い始めていました。
嘘から出た誠
アカバネが東京に行く事になったきっかけは、こんな感じ
大層な夢とか希望とかではなく、なんとなくでした。
次の朝、東京に行く事を決めたアカバネは「これから三ヶ月バイトして、資金が出来たら俺、東京に行くけん」と家族に告げました。
東京行きの資金を稼ぐ為、時給の高い工場のラインで朝も夜も働き、目標の30万円を貯め、気付けばアカバネが旅立つ期日がもうそこまで迫ってました。
旅立つ日にちは、あのプラネタリウムの夜に決めてました。
3月1日 季節は春でした。
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